はじめてのパソコン体験記 ~1999年2月の思い出~

私が初めてパソコンに触れたのは、1999年2月のことでした。当時のパソコンは、今とは比べ物にならないほどシンプルで、それでいてどこか難しそうな雰囲気を持っていました。

 

パソコンはパソコンに詳しい人だけがやる、みたいな。

 

でもパソコンをやってみたいという意欲はあり、ついに購入。

 

私のパソコンデビューは、Windows98というOS(オペレーティングシステム)からスタートしました。今ではレトロとも言える青空の壁紙とスタートボタンが、最初の画面で私を出迎えてくれたのも懐かしいです。

 

 

もちろん最初は「これで何をすればいいのだろう?」と戸惑うばかりでしたが、少しずつ操作を覚えていくと、その可能性の広さにワクワクしました。

 

ただ当時のインターネットは今のように常時接続ではなく、ダイヤルアップという電話回線を使ったもの。接続するたびに「ピーガー」という独特の音が鳴り、つながるまでに少し時間がかかったのを覚えています。速度もとても遅く、画像を一枚表示するのに数十秒かかることも珍しくなかったですね。

 

それでも、初めて見たインターネットの広がりには感動しました。知らない世界や情報にアクセスできることが、こんなにも楽しいとは思いませんでした。小さな疑問を調べたり、メールを送る練習をしたり、ひとつひとつの体験が新鮮で特別なものだったのです。

 

もしあなたがこれからパソコンに触れるのであれば、焦らず一歩ずつ楽しんでください。最初の一歩が、きっと新しい世界への扉を開いてくれるはずです。